ふたたびスリムクラブ@笑っていいとも 2010/01/07
なんだか、おどり部が一段落したと思ったらすっかりスリム部です。
M-1の二日後だった前回の出演(スリムクラブ@笑っていいとも 2010/12/28)から10日で、再び「いいとも」に呼んでもらえました。
スリムさんたちは、テレホンショッキング後の「コレって私だけ!?勝ち抜き持論バトル!」から登場。今回はスーツでもフランチェンでもなく、カジュアルな服装で、やや不審者感薄め。
登場しただけで既にタモリ(愛と敬意を込めて呼び捨てです)と関根さんが嬉しそうなのが嬉しい。タモリも開口一番 内間さんに「きみ、なまはげに似てるよねv(←ものすごく嬉しそうw)」どんな気に入り方だw 挨拶もそこそこにタモリから「じゃあ一ネタやってもらいましょう」と振ってくれて「クイズ・ミリオネア」のネタ。またもやお腹抱えて笑いました。M-1ネタと違って、このボケを思いつく漫才師は他にも沢山いるだろうけど、この長〜い間(ま)だから、これだけ大爆笑なんですよね。その証拠に、ボケからツッコミまでの間の間、ネタが見たくてついついスリムさんたちの後ろに映り込んでしまうタモリ。ネタ中も爆笑、終わっても笑いすぎて痛いのかお腹をさすってるタモリ。相当ツボに入ってるようです。二人がよっぽどヘタ打たない限り、次のレギュラー改編期に入れてもらえちゃいそうな勢いの好かれっぷり。
ネタが終わって、レギュラーの皆さんの後ろに並ぼうとすると、関根さんが前に出なよ〜、と立ち位置を譲ってくれる。関根さんいい人すぐる。しかし、ふたりとも巨人族すぎて関根さんが見えなくなっちゃうので、咄嗟に中腰になるスリムさんたち。柵の後ろなので 中田「檻に閉じ込められてるみたい」www 気にしないで普通に立っていいよ〜と関根さんとベッキーが言ってくれて、一番映りやすい場所に立たしてもらう二人。・・・よく考えてみたら若林は見切れっぱなしw ネタの間も春日がバカ受けしてくれてるのは見えたけど、ちゃんぴんは拍手してる手しか見えず。どんな反応だったのかなあ。
長すぎるのでたたみます。
続きを読むドリームマッチ2011 2011/01/01
きょうの木下綾部
普段のTKOはそんなに好きじゃないのだけれど、ドリームマッチだといつもいい仕事してる気が。去年はデイさまを歌わせる&イキらせる&困らせるの三段構えで魅力を引き出してくれましたが、今回は「綾部をテンパリまくらせる」ことで最大限に魅力を引き出してくれた気が。
ボケのバリエーションが多い上に「届いた」「短い」の二段オチ。トップバッターなのに素晴らしい出来で楽しかったです。人斬り以蔵のコメント「元から存在しているコンビみたい」が言い得て妙でした。
しかし、綾部ってこんなに小さい人でしたっけ?まったんが華奢なので全然気が付かず。木下さんの大男っぷりを生かした設定でよろしい感じでした。
きょうの設楽高橋
「おれ」が「おで」になるパの滑舌の悪さを徹底的にイジり倒したネタでお腹抱えて笑いました。いやー設楽さんホントにひどいw ドSの設楽さんが素直で騙されやすいボケを弄びまくる、という意味ではいつものバナナマンのネタなのかも。でもキングオブコメディのネタでは今野さんを輝かせるために控えめなパを、設楽さんが黒子に回ってスポットライトを当ててくれて嬉しかったです。戦場カメラマンがいみじくもコメントしてくれた通り、「滑舌は悪いけれど演技は抜群」のパの魅力がお茶の間に伝わりましたよね。少なくともうちの母には伝わりましたよ。KOCの時はキングが全然ハマらなかったうちのママンなのに、このネタが一番お気に入りなくらいなので。
きょうのコカド岩尾
若手祭りでも鶴の恩返しをネタにしていたのんちゃんですが、今回は桃太郎。こういうほのぼのした動物ものがすきなのかな。そしてこれだけは声を大にして言いたい。ネコさんになった岩尾さんが可愛すぎる!!!!!すみません、大きすぎました。でもいつもはブサイクキャラののんちゃんが、死ぬほどかわゆすでしたよ。ネタ後のトークでは着ぐるみ着てもブサイクとか言われてましたが、そんなことないさ!コカドさんは・・・犬がパンツかぶってるようにしか見えなかったにゃー(可愛く言ってみてもシモはシモ)。ネコ→桃太郎と来た時点で、干支の展開は読めちゃうのがちょい残念でしたが、後輩っぽく敬語使いながらもiPhoneをいじるコカドのシャアシャアとした口調が、微妙にムカツキつつも笑えました。
きょうの冨澤後藤
去年はチュート徳井と組んで最高に面白い漫才をした後藤さん。今年はトミーと組んで最高の漫才。ああもう、なんなんだこの漫才男前め!というわけで、やっぱり逃げないですね、後藤さん。トミーの台本も素晴らしすぎた。サンドウィッチマンのクセのある伊達ちゃんのツッコミを一切使わないで、完全に後藤さんにゆだねた所が男前でステキ。
他には、木本高橋組が、実質1日で作ったと思うと完成度高くてびっくり。オチがダークだったのが頂けませんでしたが。くーちゃん矢作組は最初の窓から部屋に飛び込むシーンにすべてを持っていかれました。あと野菜炒めをマジで作ってる待ちの間のびみょうな空気が最高でしたw 日村今野は・・・またもや今野さんの必殺人見知り&甘えっ子ぶりが悪い方へ出てしまったのでしょーか。やっぱり今野さんはパーケンと一緒の時が一番輝くのだなあ、とコンビの大切さを再確認しましたよ。おぎやはぎはコメントでの「コンビ愛芸」が相変わらず芸術的な域。デヴィッド・リンチの映画みたいとか、冴えすぎw
まとめ
ロッチ、キング、ピースと好きな若手芸人さん揃い踏み。って裏を返せば「若手祭り」と変わらない面子なんですよね。楽しかったけど、去年と同じ感想になってしまいました。以下引用。
やっぱり来年は、ダウン君とタウン君に値下げ交渉して、さま〜ず、ホリケン、有田、宮迫あたり出してほしいです。あるいは、しむけん、ウッチャン、松ちゃんといった「レジェンド枠」復活を。ドリームなんだから。鶴瓶なら、スケジュールさえ合えば出てくれそうな気が。あとは放送時間の短縮をお願いしますです。
放送時間短縮は成就したので、後はやっぱり「ドリームらしさ」追求をお願いしますです。若手もオードリーみたいに「いかにも豪華そうな子」を入れてほしいな。ウニイクラだし(違)!あと新人枠でスリムクラブも!・・・来年のドリームマッチの頃には、問答無用で当然な顔して出場してるくらいに売れててね〜!
バラコレ「注文の多い演芸場」2010/12/30
テレビ朝日のバラエティ番組のパイロット集「バラコレ」。今回の企画集のおいらにとっての真打来ました!「注文の多い演芸場」です。
六角精児さんが支配人を務める怪しい洋館。実はネタ番組が次々と打ち切られる中「ネタ難民」となった芸人さんたちが、無理難題のお題を呑んでまでも出演する「注文の多い演芸場」。モノ二つ、ワザ一つ、オチ(!)の4つを与えられ、そのすべてを入れたネタを作らなければいけない、という三題噺以上に難しいかもしれないハードルの高さ。準備時間は2時間。
初回に登場したのは、サンドウィッチマン、ロッチ、モンスターエンジン、東京03というキングオブコント!な超豪華メンツでした。なにげにこういう「ネタの面白さ」を要求される番組に、ロッチが初回ゲストとして呼んでもらえる、という事実がファンとして嬉しい限りですv
サンドウィッチマン
おお、ちゃんとお客さん入ってるんだ。結構広い劇場です。
YAZAWAっぽいロケンローラーのタダオのお家に新聞勧誘が来たら、という設定。見た事はないけど、多分元々あるネタですよね(2007年発売のDVDに新聞勧誘というタイトルあり)。1200円の缶コーヒーに「ウェスティンホテルか!」のツッコミはさすが。でも、さすがのM-1王者も、お題の活用には四苦八苦してる感じがしました。真面目にやりすぎちゃったのかな。全体的にちょっこしデコボコした出来で、らくごのごなら、ざこば師匠レベルかも。
ロッチ
ロッチラリズム収録の「ユーモアスクール」をアレンジ。引き戸を開け閉めする「ガラガラガラ ラガラガラガ」の一言で観客の心を鷲掴みにするコカド先生(45)と、いつも以上に所在なげな生徒役の中岡さん。ちょっとSなコカドにイジリ倒される中岡さんのキャラは凄く光るので、このネタ好きです。アリ物のネタと感じさせないほど、キレイにお題を網羅。ただ、オチをコカド先生が地の口調で「後のアメリカ大統領オバマなんですよー」と言ってしまっていましたが、番組の意図としてはナレーション口調で「後のアメリカ大統領オバマであった」と被せてほしかったんじゃないかしら。
モンスターエンジン
- モノ:警官の衣装
- モノ:オペ用の手袋
- ワザ:KARAのヒップダンス
- オチ:ドドスコスコスコスコ ラブ注入
お題を見て、大林くんが思わず「一貫性がない!!」と叫んでましたが・・・蓋を開けてみれば、素晴らしい出来でした。どうやら有名なネタらしいのですが私は未見だった「ゴッドハンド洋一」をアレンジ。西森洋一少年(高校生)は、おじいちゃんの蔵から見つけたブレスレットをはめた時から・・・左手が怪獣の手に!なんか何でも切れる刃のようなものまで付いてます。しかも刃に触ると感電して倒れてしまうw お題自体よりもはるかにぶっ飛んだ設定を使う事で、お題をキレイに消化していて、実にスッキリ。どう考えてもおさまりの悪い最後のオチも、洋一少年が元々わざとらしい口調のせいか、違和感なくハマってしまいました。それにしても、感電で失神しながら倒れる動作がKARAのヒップダンスになるとか、よく考えたなあ。
東京03
- モノ:おばあちゃん
- モノ:札束
- ワザ:謎かけ
- オチ:それは仲間です(ハンカチ王子)
飯塚「おばあちゃんって!!w 小道具超えちゃってるじゃん!」
豊本「生きたおばあちゃんなの?」死んだおばあちゃんじゃ更に扱いに困ります。というわけで、「小道具」としてポシェットを下げた可愛いおばあちゃんと一緒にコントした東京03。
サンドとロッチを見ていて、どんなに上手いコント師でも、オチまで先に決めるってのは、やっぱり辛いものがあるなあ、レギュラー化するならオチを決めるのはやめた方がいいんじゃ・・・とまで思っていたのですが、03で吹っ飛びました。あまりにもサラリとクリアしていたので、イロモネアのサイレントの時を思い出してしまいました*1。
ベースにしたのは、みんな大好き「交通事故のお見舞い」。問題のおばあちゃんは「僕は仕送りはもらってません。実家住まいだから :D」の豊本さんが「おばあちゃん子」だったという設定で、無理なく絡んでいました。おばあちゃんの素人っぽい演技が微笑ましくて可愛いですv 札束はおばあちゃんからのお小遣い、歌の謝罪を否定されて、謎かけ謝罪に入る流れも自然。おばあちゃんを活用したオチもぴったり。
かくあき「整いました!謝罪とかけて、禁煙と解きます。その心は!もう、すいません」
づかっち「『もう』いらないだろ!!」 すべてのタイミングが完璧。
づかっち「いいから謝れ!ちゃんと謝れ!」
かくあき「分かりました。謝罪もままならない俺に今必要なものは・・・それは仲間です!」
づかっち「違うだろ!」 円陣を組む かくあき、とーちゃん、おばあちゃんの図で幕!
元々こういうオチだったんじゃないかと思えるほどすべてのお題を自然に消化。見事に鶴瓶師匠レベル!でした。レギュラー化したら、東京03には毎週出てほしいなあ。安心なので。
まとめ
面白かった!です。番組設定で言われていた通り「ネタ難民」時代になってしまったので、是非是非レギュラー化してほしい!です。お題を消化させるので、一見 芸人さんに負担が大きそうに見えますが、この番組なら大昔のネタでも「新ネタ」として見せる事が出来るので、案外芸人さんにとって負担の少ないネタ番組かもしれないです。衣装や小道具(洋一の腕、豊本のギター)を持参しているので、事前に「このネタをアレンジしてください」くらいの情報は入っていたのかな、という気もします。とはいえ、お題の無茶ぶりへの対応能力にそれなりに差があったので、お題は当日まで教えなかったのだと思います(←テレビをあまり信用していない子)。
次回があるなら、バナナマン、スリムクラブ、ザ・ギース、キングオブコメディ、ラバーガールあたり希望!です。あと、どうやってネタをまとめていったのかが気になるので、公式サイトでネタ作り風景を動画or記事で伝えてくれるとか、ネタ作り風景はDVD特典にするとか(←確実にDVD売れそうです)だと嬉しいなあ。まあ、今回はネタはアリ物なのでドリームマッチほど苦労はしてないかもしれませんが。いつかアリ物のネタ禁止で、イチからネタを作るスペシャル大会みたいなのもやってほしいです。毎週だと皆イヤがって出てくれなさそうですが〜。
いかにもテレビ朝日らしい人選で、支配人が六角精児さんなのが良かったvです。ただ、芸人さんたちと一切関わりがないのがちょい残念。終了後に支配人さんと「ここで苦労した」みたいなトークをしてくれても面白いかなーと思ったのですが、それじゃ「らくごのご」まんまになっちゃうからダメかしら。ともあれ、レギュラー化で再会できる日を楽しみにしていますv
スリムクラブ@笑っていいとも 2010/12/28
これだけ楽しみにしていたのにバッチリと徹子の部屋の録画を忘れた。母に頼んだら「よく分からなかった。代わりにスリムクラブを入れた」と返信。いや、それも見たいんですが。見たいんですが・・・!
2010-12-28 12:31:53 via web
というわけで、笑っていいともの録画見ました。スリムさんたちはしょっぱなから登場。M-1準優勝ネタをかなり短縮して見せてくれました。ちょっと緊張してたみたい。でもやっぱり面白かった! 観客からの点数が一番高かった芸人さんは、29日夜9時からのいいとも特番に出場できる、という触れ込み。スリムクラブは途中まで1位でしたが、最後に出てきた、あまり似ていないキムタクのモノマネ芸人さんに1点差で負けて出場権を逃しました。ちょっこし残念。*1
これだけなのかな?と思ったら後半のクイズコーナーにもすんなり馴染んでいてびっくり。中居君の真後ろに座ってて、かなり扱いが良かったです。
*1:ひょっとしたら出てくるんじゃないかと思って、特番を最初から最後まできちんと見てしまいましたが、やっぱり出ていませんでした。残念。正直番組内容は、ロンブー淳の高校時代の彼女さんの可愛さ(あれで37歳ってミラクル!)にすべて持っていかれましたvいつもはドッキリ仕掛けてる方の淳のマジテレ慌てっぷりも、好感度上がったんじゃないかと。