フットンダ 2009/04/15放送分（再放送）
司会：タカアンドトシ
ゲスト：山崎邦正、有吉弘行、アンジャッシュ渡部、トータルテンボス
見逃していたトータル出演。先日再放送していたので、すかさず録画。
きょうのザキさん、または配役の妙
山崎邦正？なぜ大喜利に山崎邦正？不安だーと思いつつ見ていると、有吉に「実力不足」とあだ名を再確認されて、うんうんと深くうなづいてるザキさん。ああもう、のっけから憎めない御仁です。
いかにも得意そうな大村と有吉はいいとして、わざと不安要素を混ぜてくるゲスト選びが上手いですよね。特に歌モジリは連携プレイなので、山崎がアンカーとなるとスリル満点。結果は「のりまき せんべい 焼き尽くす ガッチャン」で、無事フットンダ！ しかしよくこんな古いまんが思いだしたなあ、ザキさん。あ、「焼き尽くす」のはうる星やつらのテンちゃんとごっちゃになったんじゃ。
きょうの有吉、または企画の妙
深イイ話でも絶妙な大喜利上手っぷりを披露していた有吉ですが、やっぱり上手いなあ。でも前の人のボケへの「のっかり」が多い。ただ、前回わたくし分かってなかったんですが、この番組のルールだと「畳み掛け」が非常に大事なんですね。
いいボケが入ってフトンがちょっとモゾモゾし始めた所で、２・３発同じレベルの解答を畳み掛けると、見事フトンが吹っ飛ぶ。だから一番大喜利の上手いタカにのっかるのは、パクりじゃなくて空気を読んだチームプレー。有吉の「のっかり」が多いのは、それだけ空気読んでる証でしょうか。ていうかわたし有吉を持ち上げ過ぎでしょうか。
でもって、この畳み掛けってちょっとM-1仕様漫才っぽいなあと思いました。
昔ながらの大喜利は、誰が一番スゴい発想ができるかという一撃必殺系でしたが、フットンダの場合、ひとつひとつのボケの質はそれほど高くなくてもいいから、とにかく短い時間にサクサクとボケを重ねて、もうこれ以上出ないと思っても、もう一押しボケてみな！というとってもＳな企画。これって中だるみさせない上手い工夫だなあと思います。
この形式だとダウンタウン汁の板尾さんのような「宇宙人か？」と思えるようなすごい回答はあんまり出てこないかもしれないけれど、普段あまり組まない芸人さんたちが即興漫才を連歌のようにチームプレーで作っていく感覚が気持ちいいので、また見たくなります。
きょうの大村
あ、肝心の大村ですが・・・藤田よりは空気じゃなかったかも（おい）。ボケる前のフリがやけに長いけど小芝居が上手かったり、歌がムダに上手かったり、ファンとして小さなしあわせは色々ありました。ただ最初から最後まで座りっぱなしなので、オサレ番長ぶりが分からず、ちょい残念。フットンダの時は胸がザックリ開いた服着てくる有吉は、たぶんその辺が分かってて選んでるのかも？？
