ちょこっと感想:龍馬伝第二回、咲くやこの花第二回

龍馬伝

録画見ました。瀧、普通!いい意味で普通に大河にハマっちゃってます。土佐訛りも演技も上手で、何も違和感がないです。変に「瀧正則」とかにせず「ピエール瀧」で出てるのも好し。展開はどんどんスローになってる気もしますが、関所越えだけで45分は贅沢で満足。前回以上にタイムスクープハンター色濃厚で、沢嶋君はどこに隠れているんだろうと探しそうになりました(沢村さんとして出演するんでしたっけ?)。武市さんのフラストレーションも映像だけで伝わってきて、相変わらずいい感じでした。それにしても三菱の皆さんは、弥太郎の表現については色々諦めているんでしょうか。見ようによっては可愛いし(ゴラム的な意味で)。龍馬紀行で出た弥太郎の生家がキレイすぎて、吹きました。

咲くやこの花

ちりとてちんでは「母から娘へ、師匠から弟子へ、伝統を伝えること、続けて行くこと」がテーマでしたが、はな先生の台詞のおかげで、今回のシリーズのテーマが見えてきました。「学ぶことと、教えること」でもそれは机上の学問だけではなくて、経験を伴うもの。教えられた知識を完璧に覚えることのできる主人公こいちゃん。ついにそれを実践の場で使うことで、何のために学問するのか、何のために生きて行くのか、自分の人生の方向選びのスタートに立ったようです。しかもそれが自分のためではなく、なんだかおっかなくて感じの悪い浪人さんのため。でも最後に名前を聞いて「由良さま」と呟きながら「由良の戸を渡る船人」を反芻している様子が印象的でした。運命としか言いようがない出会い? 次回も楽しみ!