「さんま&EXILE!史上最大の忘年会09」が意外と面白かったよ、というお話。

年末年始番組は、まだ見られていない録画がいっぱいあるのですが、もう一度見たいと思えるほど楽しかったのは「IPPON!グランプリ」「大フットンダ祭り」、そして意外な事に「さんま&EXILE!史上最大の忘年会09」のどっきり企画でした。前者二つは感想アップ済みなので飛ばします。

ヒゲの二人(まだ見分けがつかないです・・・)が和田アキヲの前でカップルのフリをさせられるアレじゃなくて、カフェ店内や行列のできるラーメン屋さんの前で、一般客*1を巻き込んでいきなりChoo Choo Trainを踊り始める「突然エグザイル」の方です。

仕掛け人はエグザイルのまだ面が割れてない新人さんたち。ターゲットのチョイスも良くて、訳分からないのに全力でノってくれるユッキーナ、昔取った杵柄でよく知らないのに踊ってくれた奈美悦子、ノリノリで参加のハマの三浦番長、いきなり列から離れて傍観し、新人エグザイルの皆さんを恐怖のずんどこに陥れた蝶野、そしてラーメン店の行列の増え方が不自然であることに気付く「ザッツ・グルメレポーター彦磨呂」(でも「ええや、のっとけ!」とノってくれた)、〆は鈴木史郎御大。バイオハザードは得意でも、ダンスはちょい苦手だったようです。

youtubeに素人が投稿しそうな、ほのぼのネタでしたが、芸人同士のえげつないどっきりに食傷気味*2なので、ほんわか笑えてダンスの絵面も良くて、全てが丁度いい塩梅。とりあえずユッキーナと鈴木史郎のリアクションだけでご飯3杯いけますv

他にも、ビビリなパフォーマー*3の肝試し企画で、仕掛け人が片平なぎさという豪華っぷり。お祓いするのに塩の持ち合わせがないからゴマ塩とか、ありえへんやろ!なシチュエーションでも、なぎさのエグゼクティブスマイルと演技力の前にあっさり騙される、素直そうなエグザイルさんたちにほのぼのしました。桑田真澄を仕掛け人にした(演技上手くてびっくり)、「ノーベル健康賞」とか、仕掛けるスケールがデカいのも、2009年のエグザイルらしくてよかったです。
さんまが介入したホモネタになった途端、小さくまとまってつまらなくなったのが残念。さんまも案外旧来のテレビ界の人なのかも・・・と思ってしまった瞬間でした。

*1:を装ったエキストラ

*2:というよりも、多分ネタ以外で呼ばれて、なんとなく時間と空間を埋めているだけの芸人の姿に食傷気味なのだと思います

*3:「踊り子さん」のことをこう呼ぶらしい