龍馬伝第四回、咲くやこの花第四回

咲くやこの花第四回「嵐吹く」

前回予告で流れた、由良の「お前と一生を遂げるともりはない!」発言の真意判明。
仇討しか考えずに生きてきた由良は、こいと出会ってからは笑顔がこぼれるように。こいのおみくじが風で由良の顔に貼り付いた、おまぬけな出会いを思い出し笑いする由良。でも超安定志向のこいちゃんといると、仇討という大願を果たせなくなる。こいのためにもならない。こいちゃんを大切に思うからこそ、あえて突き放して尼寺へ行け!と叫んだようです。「志のない」「のっぺらぼう」だったこいは、由良に出会って生きる情熱を見つけましたが、由良にもこいと出会ったことで変化が起きていたんですね。

今週は余貴美子の演じる母そめの造形が圧巻でした。単なる優しさだけじゃない、ただただ子供を守りたい、という本能としての母性がむき出しに。それに応えるように、由良に出会ってから一足飛びに大人に駆け上がりかけていたこいちゃんも、ちょっとだけ子供に戻ってお母さんの胸で泣きじゃくっていました。
そめさんが「情」なら、はな先生は「理性」。そのはな先生が、来週は一大決心をした模様。期待してます!

龍馬伝 第四回「黒船と剣」

全10話の「咲くや」と比べちゃいけませんが、相変わらずスローペース。でも黒船が起こした大波が、龍馬、弥太郎、武市さんに与えた影響を丁寧に描いていました。

あらためて、瀧って美声。力の抜けた、ま〜るい声なのに、和むだけじゃなくて魅力がありますわよね。ところで、溝渕さんはのんびりと金つば食べてる凡人みたいに描かれてますが、いいんでしょうか。確か兵器制作を学んだ、立派な人だった気が・・・。それとも、これから変わってくるのかな?まだ佐久間象山先生出てきてないですものね。