サタメン第一回 2011/4/9

オードリー結成12年目にして初レギュラーMC番組

先週の土曜日から日テレ系列の「中京テレビ」で始まった、オードリー司会のローカル番組。旅行から無事帰還して、ようやく第一回放送の録画を見ました。2倍速〜8倍速で駆け抜けて、5分くらいで全部見ちゃったよ。来週以降は多分見ないので、レポは今回が最初で最後になるかなーと思います。

この番組、実はオードリーにとって芸歴12年目にして初のレギュラーMC番組!当然、進行役はわれらがちゃんぴん
漫才の時と同じくらい滑らかに進行しているものの、絶対にカメラから目線をそらしている若林・・・ザッツ人見知り司会(いいのか、それでw)!

対して、頼まれなくてもカメラから目線を絶対に外さない王者 春日さん。さすが(自称)ハンサム。多忙すぎて目が血走って目の下に青黒いクマが出来てるのが大写しにされてしまいましたが、そんな事は気にしないのです。土曜深夜なので「日曜を棒に振るよ!覚悟しなさい!」と中部地方民の週末を心配しつつハイテンション。

実は司会はもう一人います。堀井新太くんと言う、3万人以上からオーディションで選ばれたアイドル?D☆DATEのメンバー*1。目がパッチリしてサワヤカそうなイケメンっぽい人ですが、冒頭の自己紹介からしてカミカミのgdgd。まだデビュー半年で緊張してます!と何とか言いきると、春日「伝わってるよ」。いや、それを伝えたいんじゃないw 堀井くんは、番組が進むにつれ強烈な天然ボケである事が判明。早回しで見てても分かるくらい見逃しようがない。ちゃんぴんの人見知りが解けたら、格好のイジリの標的になること間違いなし。問題は、ちゃんぴんの人見知りが解除される頃までこの番組が続くかどうかです(おい)。

MCたちの後ろには、白シャツ黒ズボン黒サスペンダー姿の、ごくごく普通のご面相の若い男性が一ダースくらいズラっと並んでます。一般人から選ばれ、春日のようなハンサムボーイになる事を目指しているという酔狂な方々で、「春日ボーイズ」略して「春(カス)ボーイズ」。もちろん春日命名だけど、カスボーイズと呼んだ時に、ちょっと目が泳いだのを見逃さなかった若林「春日さん、まだ固まってないんじゃない?w」さすがに春日の事は全部まるっとお見通しです。 

春ボーイズは、各地でロケをします。番組の半分くらいは、この素人さんのロケのVでした。

ハンサムの定義

今回のテーマは「ハンサムになる」。番組によれば「イケメン=顔が良いだけ」「ハンサム=中身まで男前」というようなイメージらしい。まずは各MCの思うハンサムの定義を話す事に。

堀井くん「僕は、顔の濃い人がハンサムだと思います(真顔)」
阿部寛とか仲村トオルだそうです。たしかにハンサム。しかし定義にヒネリも深みも笑いどころもないぞ、堀井くん(いや、堀井くんは若手芸人じゃないんだから、だいこくさん!)

若林「堀井くんは?」
堀井「僕は下っぱです」
オードリー「???」
堀井くんのイメージでは、「ハンサム→イケメン→一般人→下っぱ」というヒエラルキーがあるらしい。
若林「堀井くん、ちょっと言葉苦手だよね」ひどw でも事実w

堀井「あと、谷原章介さんとか、なんかキレイな感じの」たしかに谷原さんは見る度にハンサムすぎて笑えてきます。
春日「谷原さんは、どっちかというとイケメンの方だからね」春日なりのこだわりがある模様。
若林「舘ひろしさんとかは?」
春日「それは、ダンディにいっちゃうね」
若林「ええー、僕は舘ひろしさんとか、柴田恭平さんとか、基本的に石原軍団なんですけど。刑事役が出来なきゃハンサムじゃない、みたいな」たいへん、春日はやく刑事役やらなきゃ!(違)
ていうか、柴田恭平は石原軍団じゃないぞ、まさやす。でも面白かったから許す(ちゃんぴんはボケたつもりはなくて本気)
春日「舘さんじゃダンディになっちゃうから、石原軍団ならギリで徳重くんだね」
若林「詳しいじゃないか、お前」w

春日のハンサムの定義は春日だそうです。そっかそっかふーん。

ハンサム的なお茶漬けの食べ方

番組スタッフのイメージでは、永谷園のお茶漬けをかき込む男性は「ハンサム」なので、この定義基づき、春ボーイズたちがハンサムらしくお茶漬けを食べる画を撮る事に。なんなんだこの企画。

小さな舞台に畳+卓袱台+お茶碗のセットが登場。春ボーイズの中から立候補者を募って、2,3人がお茶漬けをかきこんでは素人なりにボケてみます。・・・頑 張 れ、こ の 番 組。堀井くんも挑戦する事に。ワークブーツを脱いでいざ畳に上がろうとしたら・・・

オードリー「なんか靴下が・・・」
堀井くん、イケメンなのに靴下の親指に大きな穴があいてます。かなりのビンテージ感(爆)
春日「新番組の一発目よ!!!」おまえに言われたくないw

堀井くんによれば、3年履き続けている「宝物」であり「愛着がある」そうです。そうか、じゃあ次は親指にアップリケで繕ってから履こうね。

最後は、春日が手本を見せる事に。満面笑顔の若林にワサビのチューブと熱湯の入ったポットを用意され(こう言うときの若林は本当に嬉しそう)、男らしくワサビをトグロが巻くほど大量投入する春日さん。たしかにそれは男前だ。ハンサムかと言われるともにょるが。しかし、カッコよくかき込もうとして、あえなく撃沈。めっちゃ熱辛かったらしく、顔が真っ赤に。辛くて熱い物を食べてる人のクリップアートに使えそうなくらいのナイスリアクションでしたw

まとめ

この後、カスボーイズのうちの二人が、農場に動物の世話の手伝いに行って、内面からハンサムになるVを流していましたが、早送りしてしまいました。ごめんよ、カスボーイズ。

うーん、大阪ローカル番組もよく無茶ぶりをしますが、もっと面白いんですよね。本気で下らない事を真剣にやらせるので。でもこの番組は無茶ぶりも出た結果も中途半端。素人がお茶漬け食べてる所を見ても、彼の友だちや家族以外には面白くない。若林も春日も端々で本気で呆れてるくらいに企画が甘いので、ちょっと心配。でもド天然の堀井くんをイジりつつ、もう少しオードリーに自由に喋らせてあげたら、もっと面白くなりそうです。半年後くらいに成長した姿をまた見てみようかな・・・と思いましたが、この番組が半年続くかは、かなりびみょうなので、もうちょっと早めのインターバルで見た方がいいかもしれません(こら)

*1:ナベプロD-Boysスペシャルユニットらしい