ドリームマッチ 2010/01/02 本編
5時間全部は見られなかったので、特に好きだった組、気になった組だけピックアップ。感想書いてないけど、岩尾・ハリセンボンもきれいにまとまってて好きでした。一番好きだったのは意外にも?普段それほど好きじゃない人が入っている、デイ様・木下、次点が徳井・後藤でした。
フィーリングカップル編はこちら
徳井・後藤
腕に自信のある同士。コントだと思っていた徳井。あえて漫才で行こうという男前な後藤。この二人のことをよく知らなかったので驚いたのですが、タメ口なんですね*1。2時間話し合った後、
スタッフ「じゃあ漫才ですか?」
後藤「漫才です」
徳井「違います」 え? 「めちゃくちゃ面白い、漫才です!」目がキョドってるけどwおっとこまえ!
いいなあ、この二人打ちわせしてるだけで、すでに面白いです。テンポがいい。
実際漫才も面白かったです。ほぼ同期の吉本同士なので意外性に欠けるコンビに思えましたが、内容は今回出場組の中で一番「やった意味があった」ネタかも。
ネタ冒頭から、徳井の「最近の漫才内コントゆうの?流行りのやつ。あれやってみたい。やったことないから」という発言にびっくり*2。その後もずっと「『漫才内コント』について『しゃべくり漫才』で語る」という「漫才技術論についてのポストモダン漫才つーか脱構築漫才?」でした(おおげさ!)。
腕がある上に漫才大好きな二人が、いつもと違うコンビだからこそ出来たネタですよね。堪能しました。なんだか徳井アレルギーが治癒されつつあります。
TKO木下・NON STYLE井上
デイ様キターーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
若手祭りのキング今野さんの悪夢再来で?またもや投げっぱなしの相手、木下に当たってしまったデイ様。しかもラジオ出演のため、初回の打ち合わせをコントか漫才かすら決めずに離脱(打合せせずに帰ろうとした伊達ちゃんよりはマシかもw)。2回目以降はちゃんと二人でネタ作りしていたようですが。
若手祭り同様、正直あまり期待されていないコンビだったのに、めっちゃくちゃ笑いました。実際、今日イチの客ウケだったんじゃないかと。私の中では優勝コンビでしたv
舞台の両端を行き来して場面転換の繰り返しでしたが、テンポ良くてびっくり。同じく舞台全体を使っていた03よりも上手くやっていたと思います。
デイ様ったら、髪型はアシンメトリーでアレな人wですが、鋼鉄のハートで、漫才めちゃ上手で、コントも上手いし、ロケのレポートは宮川大輔が黙っちゃうほど上手い*3。あとはそのイキリキャラを存分に輝かせるだけ!・・・ん?いつものノンスタの漫才よりも、ドリームマッチにおけるデイ様主導のコントの中の方がキャラが輝いてますね・・・。石田くん、いろいろ反省求ム(傷つきすぎない程度にw)。
ジュニア・コカド
まず焼き肉につれて行くコカド。ロッチは図らずも二人とも「仲よくなる」ことから始めたようです。って、ドリームマッチで内田有紀と別れた事を自分から言う羽目になったジュニアかわいそすw でも、クリスマスイブに打合せ?コカド(たぶん)彼女いるのに、かわいそうじゃよ〜!
ジュニアの女装キレイすぎwww 傲慢な人気タレントがスタッフの説明を聞いていなくてトチってやり込められる話かと思ったら、傲慢だけど仕事は完璧で、むしろネ申すぎて笑える、というロッチらしい平和な設定が好きでした。
「カリスマで怖そうだけど芸はバッチリ」なジュニアのイメージにあて書きのキャラで、中岡さんでは説得力を持って演じられそうにないキャラなのが偉い!です。
正直、デイ様・木下コンビ、徳井・後藤コンビの方が笑ったけど、コカドの「ジュニアさんが僕にとってのドリームです」発言と、「中岡ではなく、ジュニアのキャラだから生まれたコント」という点で、優勝納得ですv
次長課長井上・ロッチ中岡
フィーリングカップルがあっさり決まっただけで超ごきげんの井上さんw ほぼ初対面の中岡にポンポン喋ってます。井上さんがこんなにテンポ良くテレビで喋ってるの見るの初めてかも(芸人なのに・・・w)
打合せ室では、ちゃんと井上さんに上座につかせる中岡さん。井上さんはやる気があるのかと思ったら、早々にコンビが決まり、3時間でなく1週間あると思って余裕感じすぎに。夏休みの宿題はいつも最終日に全部やる小学生ですね、分かります(いや、それはわたしw)
井上「ネタ作る前にお互いをよく知り合った方が」 中岡「へ?」初回の打ち合わせの結論は「まずは仲良くなろう」。一見正しいような、1週間しか時間ないと思うと全く正しくないようなw
打合せ2回目。井上「歌舞伎で水飲むとか?」 即、見栄を切りながら水を飲むマイムをする中岡さん。何でもやるなあ。素直に応えるそうちゃんに、嬉しそうな井上さん。あれは井上さん流のM度チェックですよね。
なんじゃこりゃ、去年のウドちゃんのと同じw できればそうちゃんにはレモン絞ってほしくないですw 「人間怖い。森へ帰る。俺は噂、もともと存在しない」の名フレーズが飛び出した去年があまりにも傑作すぎたので、比べてはいけないのかも。
中岡さんの最大の武器は、にじみ出す「哀愁のおっさん」ぶりと並ぶ「マイムの上手さ・身体の表現力」なので、椅子に座りっぱなしで井上さんお得意の言葉責め(語弊w)よりも、「轢かれたー!」「川に流されたー!」「おでん熱いー!」みたいな身体で表す直接的なドS責めの方が輝くのかもしれません。やっぱり中岡さんはコカドの小道具なんですね。
東京03・サンドウィッチマン伊達
抽選終わって、打合せ用控室へ。豊本振り返って「角ちゃん、迷子になっちゃった」 そのまま置いて行くアルファルファと伊達ちゃんw でもこういうのに気がつくのが豊本さんというのがちょい意外。
打合せ。着替えたら帰ろうとしている伊達ちゃん「え、帰るんじゃないんですか(天然!)」 飯塚「イメージと違う!」www
気を取り直して打合せ開始。ネタ帳はルーズリーフなんですね。へーへーへー。角ちゃんも自分のルーズリーフをめくる。豊本さん手ぶらw
ネタ始まり。まさかの角ちゃん女装。遠目に見れば「こんな子いるよね」状態。細いな〜w
伊達ちゃん、顔も良くねえ、スタイルも良くなえ、テレビもねえ。おらこんな村いやだ♪ じゃなくって、このネガティブさと「でもお前をおもう気持ちはだれにも負けねえ」の流れ、完全に角ちゃんのいつものキャラクター。
「世間を偽る仮の姿」の事情のために、暗殺仕事をどんどんたらい回しまくる仕事人たち。女装し慣れない角ちゃん、椅子から下りる度にパンツ見えそうw
オチが秀逸! 気付きそうな伏線を気付かせないのが03っぽいです。
人斬り以蔵に「続編が見たい」と言ってもらえました。しむけん「話はよく出来てるけど、笑いの量が足りない」あちゃー。4人のネタはやっぱり難しいようです。むしろ伊達ちゃんと飯塚さんのダブルツッコミを活かしたテンポのいいネタの方が良かったのかもしれませんね。
設楽・矢作
こんなに要領の悪い矢作さん見るの初めてっすw 言動のはしばしに日村さん影がちらつきます。すごくキレイに出来ていて面白い!けどバナナマンのネタですね、これ。以上。
友近・若林
久々の若林のコントが見られるかも、あわよくば若林がボケかも!と期待していたのですが、結局いつもの漫才でした。友近のフリーダムさがあまり活きてなくて残念。ミニコント芸人みたいに泳がせておけば何でもやってくれる人なのに。若林が早口の漫才口調で話を進める流れでは、友近も乗りつらかろ。
一番笑ったのは「じゃり林でリアルに笑ってる春日」と「春日不在の仲よくやった」といういつもの(全然好きでない)上から目線コメントでした。春日アレルギーなのに、わたくしw
石田・福田
男前な徳井・デイ様(デイ様はハートが男前なんです!)と対照的なネガティブな二人。逃げ道を探す打合せw
ネタ始まってみれば、福ちゃんはやっぱり演技が上手くて、安心して見ていられました。石田君も過剰なキャラ上手いし、座布団がショルダーになるくだりとか面白かったんですが・・・モデルになった女性のネタが尽きたあたり(福ちゃんがホダされるあたりから結婚以降の流れ)でうーん。
でも実話ってすごいですよね。留守電50件とか怖すぎますw むしろ「ゾっとする話」にとっておいた方がよかったんじゃ、石田君w