M-1グランプリ2009

きょうの録画失敗

・・・一応冒頭のナイツ〜笑い飯まではリアルタイムでしっかり見ていました。南キャンのあまりの評価の低さにびっくりし、パンクブーブーのあたりで8時になったので坂の上の雲とJINの最終回に切り替え(すみません、NHKとか大河ドラマとか大好きなんです)。ふと気になって録画予約を見たら、予約を家族に勝手に消されてました。えええーーーーー?!な、なんで?!再び予約したものの最終決戦からしか見られず。ノンスタが会場に乗りつける所、見たかったです、とほほ。

きょうのノンスタ

なにしろ途中が抜けているので何もエラそうな事は言えないのですが、最終決戦のネタ3本だけで言ったら、ノンスタが一番面白かったというか、自分のツボにハマりました。舞台をいっぱいに使って、無邪気にアホな事を言い合ってる二人にほのぼの。動きもテンポもオチも良かったし、なんといってもデイさまのイキリをテーマにしている所が嬉しかったです。そしてコメントを求められてイキる度に会場から上がる悲鳴。これです、これv

きょうのパンクブーブー

一本目で他のコンビたちが、緊張のせいなのか「手数論」に翻弄されているのか、早口言葉大会のようになっていた中、パンクブーブーの二本目はゆったりしていてセリフが全部耳に残りました。二人とも演じ分けの技量が高くて、ベテランらしい余裕が感じられました。後に続く笑い飯哲夫の滑舌の悪さwが目立ってしまったのも仕方のない技術の高さ。今日でもう「緊張しい」とは言われなくなるかな?

きょうの笑い飯

笑い飯は、他の誰にも絶対に作れないネタ「鳥人」が面白すぎたので、二本目もその路線を期待していたのですが・・・あのー、ロッチがKOC決勝で巨乳巨乳言いまくったのは百歩譲って男のロマンwだと思うのですが、M-1の決勝でちんポジ連呼は「俺まだイケてない中学生の気持ち忘れてないぜ」という「イケ中魂」(今作った言葉)の叫びだったのでしょうか。そんな叫びいりませんwww はー、審査員にはラストイヤーと言われてしまっていましたが、たしか来年がラストイヤーなんですよね。来年の決勝で「ええ?笑い飯?なんで今年もおるん?」と言われながら優勝。これでしょう!うー、興奮してきた!((c)伊達ちゃん)

きょうの優勝おめでとうv

パンクブーブーの優勝は、えみちゃん先生の「活躍してね!」という母の願いのような激励の言葉が示す通り、結構ないばら道な気がするのです。もちろん去年(もう去年なのね)のノンスタほどの逆風ではないけれど。「おっさん3人」の東京03のファンに言われたかないと思いますが、ここ数年で最も地味なM-1優勝コンビのような気が・・・。でも03同様、芸人仲間から非常に愛されてる人たちなので、「ようやく来たな!遅いんじゃい!」と手ぐすねひいて待ってる芸人さんやスタッフがいっぱいいるのでは。これを機に色々な番組に引き立ててもらって、生まれ変わったように華やかになっていくのでしょうか。それともノンスタ以来の「M-1王者の小粒化」が進んでしまうのでしょうか。なんかめちゃくちゃヒドいこと言っていますが、かくいうわたくしも、今年前半のオードリー熱がウソのように、今ではずっとノンスタの方が好き!なので、長い目で見たら何が起きるか分かりませんです。まずは、パンクブーブーのバーターでトータルテンボス売れないかしら(こら)。

きょうのマスタープラン、または井上さん国民のアイドル化計画

なんというか、オリラジ、ノンスタといった華やかw(ノンスタと一緒してすみません、オリラジファンのみなさま)な人たちが敗者復活に回された上に、ノンスタが勝ち上がってくる流れというのは、ひとえに地上波で敗者復活戦を流すゆえの保険だったのではという気がしてしまって。でも折角流した敗者復活はダイジェスト。なんですか、あのバカ編集。YOUも藤井隆も好きだけど、今日ばかりはいりません。麒麟川島が言ってた「10組」だけでもいいから、漫才だけをフルで流してくださいな。視聴者はそれが見たいのだから。

ともあれ。敗者復活での「みんなの笑顔が見たいから☆」に始まり、最終決戦審査直前のインタビューでも「みんなと出会えただけで幸せです☆」で、今ちゃんに「ホントにムカツくw」と言わせるほどに「M-1の舞台でデイさまのイキリキャラを浸透させる」というマスタープランがほぼ成功裏に終わったので、よい大会だったと思います。「よかったんですよね、咲さん!」(なんだかすっきりしなかったJINの幕切れについては別項で)。