ふたつのスピカ 2009/06/25


なんとなく見始めたら、ウキタさんのあまりにテンプレツンデレな設定から目が離せず、最後まで見てしまいました。


宇宙飛行士養成高校というラノベSF的な舞台といい、ツンデレ(ウキタ)、秀才ドジッ子(主人公)、ちょっぴりアウトローなおぼっちゃま(茶髪の子)というキャラ設定といい、アニメでやるような話をドラマでやってるのかなと思ったら、本当にマンガが原作で、既にアニメ化済みだそうな。


瑞々しくて初々しいスピカたち(主人公とウキタさん)はとっても可愛いのですが、いかんせん皆さん絶好調に滑舌が悪いので(そりゃもう水川あさみかロッチのコカドかってくらいに)ながら見してると話がさっぱり分からなくなります。アニメで見ようかな(こら)。


ミニ水川あさみこと、ツヤツヤのストレートロングにツリ目で、いつも仁王立ちで相手に人差し指つきつけながら話しているウキタさん。応援する時ですら命令口調(がんばりなさいよ!!)なのが、不器用丸出しで非常に愛おしいです。彼女一人である種の男子層の視聴率は寡占状態なのではと思ってしまいました。(テンプレ過ぎて逆の意味で注目されてしまいそうなくらいですが)


一方大人向けには、田辺誠一扮する屈折した宇宙物理学講師と、その旧友で主人公の父の高嶋兄、主人公の初恋の人になりそうなのに、高嶋兄に確執を持つ向井理と、ある種の女子層に対しても万全の設定。あざとすぎるぜ、NHK。でもむしろウキタさん目当てに見ちゃうぜ。


ETA 原作どんな感じなのかなーとぐぐるさんに聞いてみたら、このドラマかなりの原作レイプ作品であることが判明。あれかな、雪風のファンと不幸自慢したら、どっちが勝つのかな(こら)。とりあえずライオンさんの設定がすごく面白そうなので、見てみたかったです。脚本が市川森一だったら、どんな手使ってでも出しちゃってただろうなあ、ライオンさん(いや、それは別の意味の原作げほげほ)。次から向井理が突然ライオンのかぶり物したりとかしないのかな(しません)。