タイムスクープハンター 2009/05/12放送分

第7回「沸騰! 闘茶バブル」
ナビゲーター:要潤

今回、沢嶋(要潤)が狙うのは、室町時代に一大ブームを巻き起こした「闘茶」。
お茶と聞くと現代の私たちは、すぐに、「侘び」だとか「さび」とか思い出してしまいますが、これはそんな茶の湯が成立する前のお話。
もう、金品は賭けるわ、バトルはするわで、私たちの知っているお茶とは大違い!
そんな私たちの知らない茶会を沢嶋がリポート。なんと今回は、十数時間にもおよぶ真剣勝負の実況中継に挑戦します!

番組公式ブログより

なんか「ハゲタカ」っぽい副題でしたが、まさにバブルに沸いてバブルに散った男たちのお話でした。


始まりは、誰も見たことないほど「汗臭い」お茶会の風景。
チャンバラしてる方が似合いそうな、不精髭で髷も整っていない日焼けした無骨な男たちが、真剣なまなざしでお抹茶をすすっている。千利休の侘び茶が残った現代から見ると、ものすごい違和感のある「枯れ」と正反対の欲がギラギラした対決の場。


今回の主人公は利き茶の才能ある若い下級武士 片山三郎。
三郎は、闘茶で山も土地も富も手に入れた「闘茶富豪」から勝負に招待されるが、高すぎる賭け金が払えず、自分の命を賭けてしまう。
貧乏侍が、勝てば荘園の領主、負ければ死、という背水の陣で臨んだ大勝負。


痩せてるが眼光は鋭い三郎と、どーんと太ってマフィアのドンのような「闘茶富豪」の構図は、ワインのソムリエコンテストをハリウッドやイギリスのポーカー映画を風に演出して、「ファイナルアンサー?」のクイズ・ミリオネアもぶっこんでみました、みたいな。欲張りです。


今日も細かい演出が面白くて、闘茶で身代を崩し、家族を捨てて出奔した武士へのインタビューで、顔にちゃんとボカシが入ってたり、暗視カメラ使ってみたり(カステラの回は使わなかったのに何故?)。


でもアラも色々。出奔武士は「〜〜じゃ」と時代劇っぽいセリフ回しなのに、片山は現代の標準語、闘茶富豪は昭和のガラの悪いオッサン風。うーん、出奔武士も現代語でよかったんじゃ・・・。
でもって、お茶を練り練りしていた(ように見えた)のにアップにしたらお薄のような?
あと、緑茶ティーバッグはどうなんじゃろう。うっかりその辺に捨てたらオーパーツになっちゃうわ(そりゃないか)。


というわけで「ちょっと不完全な所も含めて可愛いやつめv」な番組でしたが、残念ながら次回でもう最終回。
テーマ「入り鉄砲に出女」。初の女性主人公だそうです。
うーん、見逃した1話から5話も見たい・・・。全話再放送、頼みますぜNHKさん!